上関原発問題について(2)

11月定例県議会12月4日

(2)利害関係人の同意書について

10月31日付で一般海域の占用許可がされたが、10月8日付の一般海域内行為許可申請書に添付された利害関係人同意書は山口県漁業協同組合代表理事組合長名と四代支店運営委員長名の連名によるものだが、祝島支店には県漁協よりは何らの相談・協議もされていないし、県の主管課からも全く意見照会もないまま許可されたことは手続き上の瑕疵ではないのか。

さらに、2005年5月23日付の許可に際しては、上関漁業協同組合の同意も県は求めたが今回求めなかった理由は何故なのか。

土木建築部長答弁

次に、10月31日付けの一般海域の占用許可について、祝島支店には県漁協から何ら相談等もなく、県からも意見照会もなく許可されたのは手続上の瑕疵ではないか、また、2005年5月23日付けの許可に際し、上関漁協の同意も求めたが、今回求めていなかった理由は何故かとの2点のお尋ねにまとめてお答えします。

一般海域の占用許可に当たっては、一般海域の利用に関する条例の施行規則により利害関係人の同意書の添付を義務付けていますが、利害関係人は、占用区域において、排他・独占的な権利である漁業権を有する者としています。

この度の占用許可については、利害関係人である山口県漁業協同組合の同意書が添付されており、手続の瑕疵があるとの御指摘は当たりません。

なお、上関漁業協同組合は、平成17年8月1日に合併し、山口県漁業協同組合となっています。

再質問…
 上関原発問題については、到底承服しかねますけれども、時間がありませんので1点だけお尋ねいたします。

先ほど部長が上関漁協は合併をされているので県漁協に含まれていると、答弁されましたけれども、それでは四代漁協も合併されているのに、なぜ四代漁協だけここにあげられているのでしょうか。これ、同意書、情報開示で取り寄せた文書ですけれども。

さきほどの答弁では、上関漁協は合併している、四代漁協も合併しているのだと思いますが、これについてご答弁いただきたいと思います

土木建築部長答弁

先ほども答弁しましたとおり、一般海域の占用許可申請の利害関係人は、山口県漁業協同組合のみです。

慌てたものか、質問への答弁になっていないが、時間切れで再々質問できず、残念!

後日、草の根会派の井原寿賀子議員が土木建築委員をされているので、委員会で追及してもらったが、はぐらかしで酷いものだった。