謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平素の皆様のご支援ご鞭撻に心より御礼申し上げます。
さて、旧年中は、政治とカネ・裏金疑惑に国民の目は厳しく、衆院選では与党が過半数割れし、国会では与野党の熟議の行方に関心が寄せられています。
また、能登半島地震と豪雨、南海トラフ地震臨時情報の発表など自然災害への不安も高まっています。
こうした中、12月県議会では、防災・減災、国土強靱化や産業基盤の整備を推進するため、補助・直轄公共事業について、農林水産関係及び土木関係で、合わせて229億4,900万円が補正計上されるとともに、物価高により厳しい状況にある県民や事業者の負担軽減を図るため、国の重点支援地方交付金を活用して、Lpガス料金や特別高圧を受電する中小企業者等の電気料金に対する支援対象期間(R5.10月~R6.4月)が追加されました。
しかし、依然として物価高騰に賃上げが追いつかないなど家計を苦しめている状況は続いており、引き続き県政をチェックする役割を果たしてまいります。
結びに、市民の皆さんの声を県政に届けることをお約束した私の初心を忘れることなく、格差拡大や、小さな政府を追及しすぎて社会の歪みが顕在化していることに思いを巡らせながら、もっと生活者や働く者に合った県政の推進をめざし奮闘しなければとの決意を新たにしています。
本年が皆さまにとって、巳(み)のり多き年となりますよう祈念いたします。