宇宙監視レーダー、
たった一回の住民説明会。宇宙ゴミの監視のため、日本の静止衛星が運用されている範囲を観測するに最適地。使用周波数帯はX帯、安全だと言いたいのかエックス線とは全く異なる。と説明したのみ。
宇宙ゴミのほとんどは高度1000㎞付近。この高度の監視は、JAXXが。現在は1.6m級の観測能力だが23年度には10cm級の宇宙ゴミを観測できる新レーダーに更新予定。
日米両政府は、23年度から自衛隊と米軍の宇宙状況監視システム連結をなど、宇宙分野の連携強化方針が(2プラス2)で確認され、自衛隊は高度36000㎞の静止軌道を監視するSSAシステムを整備中、昨年度からFMSによる軍事支援を受け、完成予定は22年度。
(3月21日・中国)新聞には、「見えない戦場・世界全体で大変な役割を担う場所。感謝してもしきれない」と小野寺前防衛相は宇宙監視レーダー建設への地元理解をたたえた」との記事。
とんでもない宇宙軍事利用の目論見が山陽小野田市で、秘かに始められようとしている。県に何の情報も寄せられていないなど信じ難い。
全て、県議会に公開すべきである。いかがか、尋ねる。
もし、本当に情報はない。と言うのなら、大変な問題なので、防衛省に詳しい説明を求め、県民に対する説明会の開催を要請すべきだが、併せ、見解を伺う。
総務部長答弁
宇宙監視レーダーについて、数点の再質問がございました。
まず、県の方で持っている情報について、県議会に公開をすべきである、ということでございました。
先程のご答弁でも申し上げたんですけれども、県としては国の方からは、宇宙状況監視の必要性や施設の整備運用スケジュール等については説明を受けております。
これは8月28日の住民説明会に先立ってというかたちで説明があったところでございます。この辺も含めてですね、その情報を県議会に公開すべき、ということだと思いますけれども、県議会に対しましては、執行部の方から質疑にお答えをさせていただく、というかたちで、ご説明をさせていただきたいと思っております。
それから、県民に対する説明会の開催を、要請すべきではないか、ということでございました。
国においては、その8月28日に開催された住民説明会での意見を踏まえて、今後、山陽小野田市と相談、あるいは調整の上で、更なる説明会について検討していくいというふうにされておられます。こういうことも含めて県としては、今後、山陽小野田市から何らかの要請があれば連携して対応していきたいと考えております。