18年11月議会質問④地域コミュニティ交通への助成

中山間地を多く抱える本県では、運転免許証を返納した高齢者にとって、早速、切実な問題となるのは、買い物や病院通いなどの足をどうするのかです。

そこで、有効な手段としてデマンド交通の運行などへの、地域コミュニティ交通に対する助成制度の拡充がますます求められていると思います。

この点については、昨年6月定例会での私の質問に対し、「本年度からは、地域住民にとって、より効率的で利便性の高い生活交通への転換を促進するため、市町が新たに取り組むデマンドタクシー等のコミュニティ交通についても支援することとしたところです。」との部長答弁をいただきました。

そこでお尋ねします。私の住む山陽小野田市において、来年1月から、交通不便地域に予約乗合型のタクシーを運行するデマンド交通の運行エリアが拡大されることが先の9月市議会で可決・成立しましたが、こうした事例に対して、県として積極的に推奨し、助成していかれるべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。

観光スポーツ文化部長答弁

中山間地域など公共交通が不便な地域において、自家用車を運転できない高齢者など、住民の移動手段の確保は重要であることから、県では、地域の実情に沿った運行ができる、効率的で利便性の高いデマンド型乗合タクシーの導入を促進しています。

現在、お示しの山陽小野田市をはじめ、県内43箇所で導入されているところであり、デマンド型乗合タクシーの導入がさらに進むよう、引き続き、市町に対して先進事例等の情報提供や助言を行うとともに、平成29年度に創設したお示しの地域コミュニティ交通への補助制度により支援を行っていきます。