1.(4)保健所等の体制強化について

2020.7.1 6月県議会一般質問

(4)保健所等の体制強化について

保健所等の体制強化について、まず、昼夜を問わず住民福祉、生活の向上に尽力されている職員の皆さんに、心から敬意を表します。

今回の補正予算案に新型コロナウイルス感染症検査体制強化事業も盛り込まれてはいますが、保健所の体制強化の必要性は、今回の感染症への対応によって痛いほどわかりました。

政府の専門家会議の提言でも、保健所の業務過多として電話がつながらないなどの例が挙げられ、保健所の体制強化が訴えられています。今後予想される第2波に備えるためにも、保健所、健康福祉センターの人員配置に万全を期し、現場職員の犠牲の上になりたった対策とならないようにすべきです。

また、新型コロナウイルス感染症対策及び関連する業務により超過勤務が過労死ラインを超えて増加しています。

会計年度任用職員の増員を図ったり、適切な勤務時間管理や業務の平準化を行ったり、超過勤務の縮減に取り組むとともに、職員の健康状態の把握に努める必要があると思います。

保健所の体制強化に向け、県の現状認識と対応策を伺います。

環境福祉部長答弁・・・次に、保健所等の体制強化についてです。

今回の新型コロナウイルス感染症への対応においては、保健所の業務が増大したことから、第2波に備え、保健所の体制強化と職員の負担軽減を図る必要があると考えています。

このため、会計年度任用職員の増員や、庁内外からの職員の応援体制の確保により、急激な感染者の増加にも即応できる体制の整備を進めることとしています。

 また、管理職が職員の健康状態を日々確認し、時間外勤務の適切なマネジメントと、必要に応じた業務分担の見直しを徹底することにより、長時間労働の是正に努めてまいります。