新型コロナ・ブレークスルー感染への注意喚起

2021年9月県議会

1.新型コロナ・ブレークスルー感染への注意喚起について

新型コロナウイルス・ワクチン接種の完了後に感染が判明する「ブレークスルー感染」の事例がデルタ株の蔓延により多数報告されています。

*2回接種を終えていた河村たかし名古屋市長が、コロナ感染

*仙台市は9月2日、新型コロナウイルスに感染し、8月末時点で入院中の市内患者148人のうち、6・1%に当たる9人がワクチン2回接種後、2週間が経過して陽性が判明した「ブレークスルー感染」と明らかにした。

*ワクチン2回接種済み「油断しないで」 広島の医療従事者がブレークスルー感染・・・などが報道されています。

しかも、厚生労働省も、「新型コロナワクチンQ&A」で、「ワクチン接種後

のブレークスルー感染」 なぜワクチンと感染予防対策の両方が必要なのか…

と注意を呼び掛けています。

また、最近の研究では、ワクチン接種後にできた体内の抗体の量には個人差があることなどが徐々に分かってきていますが、依然、不明な部分が多く、実態の解明が待たれています。

そこで、県が把握しているブレークスルー感染の情報について、以下の点、いずれも8月31日までの数値等についてお尋ねします。

 

1.ブレークスルー感染が確認された件数について

2.ブレークスルー感染者の主な年代及び医療・福祉従事者の有無

3.ブレークスルー感染の判明後に重症化または死亡したケースの有無

4.ワクチン接種者への注意喚起として、感染したことによる感染者への差別が誘発されることの無いような万全の配慮をしたうえで、ブレークスルー感染の定期的な情報開示が必要と思われるが、県の所見を伺います。

5.ブレークスルー感染も含め、感染拡大を防止するには、基本的には広島県が実施した無料PCR検査のような社会的検査を徹底すべきと考えるが、県の所見を伺います。

健康福祉部長答弁・・・

ワクチンを2回接種し、2週間経過した後に感染する、いわゆるブレークスルー感染が確認された人数は、8月1日から31日までの間で、121人であり、これは感染者全体の7.3%にあたります。

次に、感染者の主な年代と医療・福祉従事者の有無についてですが、まず、年代は、70歳代が32人と最も多く、また、感染者の中には、医療・福祉従事者の方もおられます。

次に、ブレークスルー感染の判明後に重症化又は死亡したケースについては、本県では該当はありません。

次に、ブレークスルー感染の定期的な情報開示についてですが、県では、個人の特定や差別の誘発等につながることのないよう十分配慮した上で、ホームページで、ワクチン接種効果の周知や、ブレークスルー感染への注意喚起を行っているところです。

次に、社会的検査の徹底についてですが、県では、これまでと同様、感染拡大時には、一斉検査を実施するなど、感染状況に応じて、必要な対応を行ってまいります。