2026.3.11 2月定例県議会一般質問
3、公共交通の維持発展と利便性の向上について伺います。
公共交通の維持について、上下分離方式等事業者の負担軽減策や資本増強策、基金等の安定的な経営施策の構築などによる公的関与の強化を国に求めるべきと考えますが、いかがでしょうか?
赤字ローカル線の存続について、特に美祢線の復旧については、改めてJR ネットワークを生かすことを求めるとともに社会的共通資本として維持していくために国に対して抜本的な対応を求めつつ県や市町においても支援策の充実と活性化の取り組みが必要と考えますがいかがでしょうか?
2月17日に開催された第2回美祢線沿線地域公共交通協議会で、事務局の県は、BRTが走るバス専用道の整備について、慎重な検討を求めています。
この日の協議会で県は、バス専用道の「概算事業費」と、現在運行している代行バスと比べた「所要時間の短縮効果」の試算結果を提示。概算事業費は約21~45億円に対し、所要時間はわずか1分程度しか短縮しないと示しています。
バス専用道以外の選択肢として県は、「PTPS(公共車両優先システム)」の導入を提案。約6,000万円の投資で最大1分半の短縮が見込めるとしています。
協議会では引き続き設備やルートを検討するほか、自動運転バスの導入、増便なども協議する予定のようですが、今後、県としてJR美祢線の復旧にどのように対応していくのか?お聞かせください。
また、国の社会資本整備総合交付金の活用を想定している。とありますが、自治体負担分のうち1/2が国庫補助金で、残りの分の県の負担割合をどう考えているのか?伺います。
2つ目です。燃料油価格高騰や人手不足により大打撃を受けているバス・タクシーの各公共交通事業者に対する支援について伺います。
また運転士の確保についてこれまでの事業効果の検証と今後の取り組みについて伺います。
観光スポーツ文化部長答弁・・・
公共交通の維持発展と利便性の向上についての、数点のお尋ねにお答えいたします。
①まず、公共交通の維持について、公的関与の強化を国に求めるべきとのお尋ねです。
公共交通の維持は全国的な課題であることから、県では、全国知事会を通じて、国に対し、事業者の負担軽減や経営の安定化に向けた支援等を要請しています。
②次に、特に美祢線の復旧について、国に対して抜本的な対応を求めつつ、県や市町においても支援策の充実と活性化の取組が必要とのお尋ねです。
美祢線については、復旧までの期間や利便性等を踏まえ、BRTにより復旧することで沿線自治体と合意したところであり、JRネットワークを生かすことなどを国に求めることは考えていませんが、活性化の取組等については、お示しの協議会において議論を行ってまいります。
③次に、今後、県としてJR美祢線の復旧にどのように対応していくのかとのお尋ねです。
今後の復旧に当たっては、美祢線が担ってきた交通機能の早期回復はもとより、被災前に比べてよりよくなったと実感いただけるよう、利便性を高めることが重要であることから、県としては、地域住民の意見や地元自治体の意向を十分勘案しながら、対応していく考えです。
④次に、国の交付金を活用した場合の、県の負担割合についてです。
BRTの整備に当たっては、国の社会資本整備総合交付金の活用を想定していますが、整備費用に係る県の負担割合についても、今後、協議会で議論していきます。
⑤次に、バス・タクシー事業者に対する支援についてです。
県では、原油価格高騰の影響により大きな負担となっている燃料費への支援等を行うとともに、就職イベントへのブース出展や、短時間勤務職員の第二種免許取得への補助など、運転士確保に向けた支援を行っています。
また、こうした取組に加え、来年度新たに、交通事業者が行う労働環境の整備や、運行管理システムの導入等に対する集中的な支援を行うこととしています。
⑥次に、運転士確保についての事業効果の検証と今後の取組についてです。
令和6年度以降の取組により、バス16名、タクシー4名の合計20名が採用又は採用予定となるなど、一定の効果があったものと考えており、引き続き、交通事業者等と連携して、運転士確保に取り組んでまいります。
再質問・・・JR美祢線について確認させていただきたいと思います。
先の法定協議会で、事務局の県がお示しになられたBRTでいきますと、約3区間で94億円これだけでなくて、プラスアルファーだと思いますけれども、それに対して示された案「PTPS(公共車両優先システム)」でいけば、6000万円プラスアルファーだと思いますけれども、そうなりますと、山陽小野田市議会が先日ありまして、副会長の市長が、議会で、「BRTの整備については、自治体にとっても投資と言う側面があることから整備内容が投資に見合う価値を有しているかは慎重に見極めていかなければならない。との考えを表明し、市長自身も費用対効果は低いと判断している。」と答弁されました。
そこで、1点だけ確認ですけれども、社会資本整備総合交付金これを私も読まさせてもらいましたけれども、なかなかわかりにくい書き方がしてありまして、BRTはバス転換でも該当するんだという書きぶりが若干みられましたけれども、その理解で間違いないのかお尋ねいたします。
観光スポーツ文化部長答弁・・・中嶋議員の再質問にお答えいたします。BRTにおいて、バスでも該当いたします。
